平成18年から始まった村山デエダラまつりの歴史はまだ浅いですが
地域に残る伝承の巨人の妖怪「デエダラボッチ」をモデルにした
山車の数々、踊り、太鼓、お囃子のリズムとともに宵の武蔵村山を華麗彩ります。
何といっても迫力があるのは、この写真にもありますが「ねぶた」の練り歩きです。
青森のねぶた祭というより、村山版エレクトリカルパレードですね!
広い敷地なので、長い行列が
最後まで見渡せて、盛り上がりますね。
因みに、写真のねぶたにある「村山党」ですが、これは戦国以前に
武蔵七党という豪族の中のひとつ「村山党」のことを指し、かつては
このあたりの武士として平頼任(たいらよりとう)が祖と言われている
金子氏、宮寺氏等今でも地名に残る豪族によって形成された
集団。その後、この多摩地域の歴史をたどると、河越氏、上杉氏に吸収されその後
北条、徳川の旗本とあれよあれよと当時の力は色々な周辺勢力に紛れてしまいましたが
それでも今でもこの祭りもそうですが、地域には名残を残しているので
その名残を探っていくもの楽しみのひとつです。
祭りの会場は旧日産の工場跡地(現在はイオンモール、真如園のプロジェクト用地となっています)
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