多摩かるた公式基本ルール
■配置方法 札の配置方法は以下、2種類あります。
●1対1の競技として多摩かるたを使用する場合は以下のように配置してください。
・自分の陣と相手の陣を分ける。(23枚ずつ)
・読みがばらばらになるように配置してください。
・自陣でのおてつきは、相手の札となる。相手陣ではおてつきにはならない。
・また自陣で複数の札をさわったときは、相手の札になる。相手陣で複数の札をさわっても問題ない。
・中央部に置いた1枚をおてつきした場合は相手札となる。
●皆でわいわい楽しみながら競う場合は、読みがばらけるように、配置してください。
取り札を平面(畳の上が良い)に広げ、取る人に見やすくする。
■競技方法
読み人が読み札を読む。
できるだけ早く、読み札に合った取り札を叩く(はじく、または押さえることもある)。
先に叩いた方がその札を手に入れる(札を取る)。
全ての読み札、取り札がなくなるまで繰り返す。
より多くの取り札を取り、得点が高い人が勝ち
■得点
1札1点とする。
役札は以下のような得点とする。
・材木流し(ざいもくながし)
て、を、り 5点
奥多摩、青梅の材木を筏に載せて多摩川を流す様子を表した札になります。
・分水連携(ぶんすいれんけい)
い、む 4点
玉川上水の水源を分水を利用して流している様子を表した札になります。
・崖線起源(がいせんきげん)
ち、こ、ほ 5点
多摩地域の文化の資源は、多摩川の流れによって削られ作られた崖(多摩川崖線)
が起源になり、多摩川崖線沿いにある文化財を表した札になります。
・狭山三光(さやまさんこう)
も、み、ふ 5点
狭山丘陵を代表するスポットを表した札になります。
・南多摩十字(タマ サザンクロス)
な、そ、や、れ、へ 8点
南多摩地域にある札の場所を地図上で線でつなげると南十字星をかたどることができる札になります。
・食札2枚
ほ、う 3点
深大寺そば、うどパイ
・川札2枚
を、さ、の のうちどれか2枚 3点
多摩川、くろめ川、野川
・山札2枚
ゆ、け 3点
高尾山、大岳山
・テツ札3枚
と、し、め、ら、き、ぬ のうちどれか3枚 4点
・神札3枚
こ、れ、か、は、くのうち3枚 4点
・道札3枚
ろ、た、い、ね、る のうちどれか3枚 4点
・町札2枚
に、へ、は のうちどれか2枚 4点
・人札2枚
わ、よ 3点
(北条氏照、玉川兄弟)